2006年3月31日(金) 六本木・Back Stage でのセット・リストより

曲目 解説
Dear CD未収録。細畠洋一作曲。親愛なる人々への想い。
メロディは切ないトランペットの音色をイメージしている。
ミディアムSwingのこの曲は、導入部分の落ち着いた感じと
メロディーと仕掛け(リズムユニゾン)のバランスを生かした
オリジナルです。
On Green Dolphin Street Words:Ned Washington / Music:Bronislau Kaper
1947年の映画「大地は怒る」の主題歌。
スタンダード・ジャズの中でも有名な1曲。
優しいメロディーラインを、2声のハーモニーで
8Beat&Swingに乗せ、ビートごとに歌い分け、
始まりとサビのリズムパターンの変化を強調している。
アドリブではスキャットをまじえ、
後半へ行くに従いSwing感も増し、
ダイナミックスを効かせたスピードあふれるアレンジに。
Summertime Words:DuBose Heyward / Music:George Gershwin
1935年作。ガーシュインのフォークオペラを映画化した
「ポーギーとベス」(1959年)の挿入歌。
Pfのどんよりとした雰囲気の中へ、
Congaのリズムが絡まり進んでゆく。
隙間を生かしたSlowFunkBeatに、それぞれSoloVocalをとり
ラストは2声のスキャットが絡み合い、怪しげな世界へ…。
(They long tobe)Close to you〜遥かなる影 Words:Hal David / Music:Burt Bacharach
1963年にディオンヌ・ワーウィックでリリースされた後
カーペンターズにより、1970年にヒットした曲。
安らげるBossa Novaで進んでゆく一方、
サビには弱→強を生かしながら全ての音が同じリズムとなる。
原曲には無いコードも使って
広がりを持たせたまた安らぎの中へ。。
Wave Words&Music:Antonio Carlos Jobim
1961年作。彼の作品の中でも数多く録音されている物の1つ。
人間模様を自然を愛する彼ならではの表現で作られた曲。
PfとVoのゆっくりとした波のような駆け引きから始まり、
スキャットやアドリブをまじえながら、Bossa Novaならではの
心地良い空間へと誘います。
Sonho des Meninos 〜少年達の夢 Voice,Vol.1に収録。細畠洋一作曲
<VOICEのテーマ曲> この少年達の夢というのは、
私達の事で「夢を持って生きなさい」という
細畠氏の願いが込められている曲。
軽快なメロディーから受ける印象の様に、
前を向いて進んで行きたくなる。
Perc.Soloを入れながらアドリブへと進み、更にパワーアップ!
ラストには、メロディーと並行して、2声のメロディーが入り
より一層その感が強く感じられる、オリジナルSamba!
Barracan de zinco
(Barracao de Zinco)
作詞作曲家、年代不明。
とても不幸な貧しい人達が、故国への悲しい想いを綴った曲。
VOICEならではの、リズムを生かした歌のアレンジ。
Pf&PercがSambaの乗りの良いグルーヴを刻んだ上に
2声を色々なパターンで織り成してゆく。
勢いのあるSambaが好きな方は是非!!

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